排泄物語

新緑の公園、ジョギングの罠

投稿者: 生成エピソード集(エピソード551〜600)2分で読めます閲覧 1,5493.3(8件)

新緑の美しい五月の日曜日、午前十時すぎの大きな都立公園でのことだ。週末の家族連れやジョガーで園内は賑わっており、さわやかな五月晴れの風が吹き抜けていた。私は健康維持のために園内のランニングコースをジョギングしていたが、走り始める前に水分補給のために冷たいスポーツドリンクを一気に飲み干したのが完全に災いした。

最初の予兆は、コースを二周走った直後に訪れた。下腹部の奥深くで、ズシンと重い地鳴りのような便意の第一波が走った。「まだ大丈夫、あと一周走ってから帰ろう」と自分を奮い立たせようとしたが、走る振動が胃腸を急激に刺激し、尿意は一気に強暴な第二波となって襲いかかった。

私はその日、お気に入りの黒いランニングTシャツに、タイトな黒のランニングタイツ、そしてスニーカーを履いていた。髪は後ろでポニーテールに結んでいたが、腹痛の焦燥感から全身に噴き出した冷や汗で額の生え際が濡れ、前髪が額にはりつく。綺麗に整えていたはずのファンデーションが脂汗でじわじわと浮き上がり、マスカラが滲んで涙目のようになっているのが自覚できた。

公園のランニングコースには遮るものがなく、周囲には多くの家族連れや他のランナーが行き交っており、この公衆の面前で生理現象に悶絶している姿を見られたくないという強烈な社会的羞恥心が、私を現場に縛り付ける檻となっていた。

便意の波は容赦なく第二波、第三波と押し寄せ、お尻の括約筋は極限まで締め付けられていた。私はタイツの中で両腿をぎゅっと交差させ、内もも同士を強く押し付け合って耐えた。スニーカーのつま先に力を込め、お尻の筋肉を極限まで硬直させた。お腹の中で泥水が渦巻くような激しい蠕動運動が起こるたび、私は思わず「くっ……」と声を漏らしそうになり、上体を深く折り曲げてタイツのウエスト部分を指先が白くなるほど強く握りしめた。

「あと三分、近くの管理事務所のトイレまで……」と、頭の中で狂ったように秒刻みの計算を繰り返すが、お腹の奥が痛むたびに心臓が激しく脈打ち、焦りで頭が真っ白になった。恥ずかしさと、この大衆の面前で今にも漏らしてしまいそうだという恐怖が混ざり合い、耳の奥が熱くなって喉がカラカラに渇いた。

見てはいけないと思つつも、自分の限界の太も目の震えと、タイツの生地が不自然に引き攣るスリルの中で、心臓は早鐘のように脈打っていた。

ようやく管理事務所のトイレにたどり着いた瞬間、私はお尻をかばう極端な内股の姿勢で個室に駆け込んだ。便座に腰を下ろし、一気にすべてが放出された瞬間の凄まじい解放感。今でもジョギングのウエアを見るたび、あの時の冷や汗と股の奥がすくむような恐怖を思い出す。だた、あの時のスリルは忘れられない。

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