遠足のプラネタリム
秋の爽やかな朝、中学校の遠足で訪れた科学館のプラネタリウムでのことだ。館内は投影開始前の薄暗い静寂に包まれていた。 ……その時、私の二つ隣の席に座っていた女子生徒が目に入った。
年齢は13歳の中学2年生。セーラー服の制服に、黒いタイツを履いていた。髪は長いポニーテールに結ばれ、真面目そうな雰囲気の子だった。 投影が開始され、周囲が完全に暗闇に包まれた頃、彼女の様子が急変した。
リクライニングシートの上で、足元を小さくもじもじと動かしているのだ。 彼女は自分の両手でセーラー服の裾を強く握りしめ、内ももを強く擦り合わせている。 暗闇のドーム内で上映が始まれば、途中で席を立つことは極めて難しい。その状況が、彼女の焦りを最大に引き出していた。 青ざめた顔には冷や汗がにじみ、唇を噛み締めながら、ただ天井の星空を見つめていた。
彼女は、猛烈な尿意と戦っている。 その事実に気づいた瞬間、私の胸は高鳴り、彼女のタイツの動きに目が釘付けになった。 見てはいけないと思いつつも、彼女が波が襲うたびに膝をガクガクと笑わせ、体を小さく丸める姿に鼓動が早く脈打った。
尿意の第3波が彼女を襲った。 彼女はついに座席の上で上体を深く折り曲げ、両手で股間を強く押さえ込んだ。 「あ、う……」 小さな声が漏れ、彼女のローファーの踵がガタガタと床を叩いた。 額から流れる汗を拭う余裕すらなく、ただ目を見開いて限界に耐えていた。
上映が終了し、館内の照明が点灯した瞬間、彼女は友人に付き添われ、お尻をかばうように内股のまま小走りで出口のトイレへと向かっていった。 今でも薄暗い静かな部屋に入るたび、あの暗闇の中での彼女の限界の表情と、忘れられない高揚感を思い出す。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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