雑居ビルの非常階段、誰も来ない隙間での密やかな解放
24歳になった夏のある日の夕方。私は仕事の外出先で、ある古い雑居ビルの非常階段の踊り場に滑り込んでいた。近くの公衆トイレが清掃中で使えず、尿意が限界に達していたというのもあるが、本当は最初からこのスリルを狙っていたのだ。表通りからは死角になっているものの、いつ住人やビル管理人が重い非常扉を開けて入ってくるか分からない、極めて危険な半公共スペース。ここで私は、朝からずっと溜め込んできた尿意をオムヅに解放するという、過劇な背徳的スリルを味わおうとしていた。
薄手のピンクのノースリーブブラウスは、焦りと興奮による汗で胸元がぐっしょりと濡れ、地肌にピタリと張り付いている。白いフレアスカートは風が吹くとふわっと広がるが、その内側には、たっぷり水分を吸い込める夜用の分厚いオムヅが隠されていた。私の顔は真夏の蒸し暑さと、限界寸前の尿意による極限の緊張感で真っ赤に染まり、首筋には冷たい汗が何本も滴っていた。ハーフアップにした髪の毛も汗で少し乱れ、荒くなった呼吸のせいで胸元が激しく上下している。非常階段のひんやりとした手すりに両手できつくつかまり、ガクガクと震える膝を必死に閉じて、今にも漏れ出そうとする熱い液体を食い止めていた。
「誰か来たら、どうしよう……。足音が聞こえたらおしまいだ」という恐怖が頭をよぎる。静まり返ったコンクリートの階段室に、私の「ハァ、ハァ」という荒く震える吐息が小さく反響していた。尿意はすでに膀胱の限界値を超え、下腹部全体を鈍器で強く殴られているような鈍痛へと変わっていた。足元のヒールが小さく音を立てるたびに、膀胱が激しく揺れて中身がこぼれそうになる。ここで少しでも腰を落とせば、一瞬にして決壊してしまうのは分かっていた。手すりを握る両手に全体重を預け、私はゆっくりと膝を曲げ、太ももをブルブルと震わせながら姿勢を低くした。
その無防備な姿勢のまま、私は意識的に尿道を緩めた。一瞬の抵抗の後に、ドクドクと熱い尿が勢いよくオムヅの中へと吸い込まれていく。薄暗い階段室の中で、尿がオムヅの吸水シートに吸収される微かなジュワジュワという水音が静かに響き渡る。その音を聞きながら、私はお尻全体を包み込む強烈な熱さと、解放されていく膀胱の快感に目を細めた。水分を限界まで吸ったオムヅは急速に膨らみ、白いフレアスカートの裏地を内側から丸く押し上げるようにして巨大なバルクを作っていた。
誰かが上の階のドアを開ける金属音がバタンと響いた瞬間、私は心臓が口から飛び出るほど跳ね上がるのを感じながら、急いでスカートの形を手で整え、何食わぬ顔をして階段を早足で駆け下りた。あの薄暗い静かな空間で感じた、冷たいコンクリートの空気と温かいオムヅのコントラストは、私の大好きな刺激の一つとして深く脳裏に刻まれている。この過劇な遊びは、年齢を重ねるごとにエスカレートしていく。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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