オール明けのバーガー屋、女子トイレ30分待ちのギャルの限界
金曜オールの明け方。繁華街のハンバーガー屋、24時間のとこ。ポテトつまみながら始発待ち。女子トイレが1個しかなくて、そこに30分こもってる人がいるらしかった。ドアの前にクラブ帰りっぽいギャルのお姉さん(20代)が並んでて、様子が明らかにおかしい。みんな見てた。
最初は普通に待ってた。立ってた。5分で壁にもたれた。指で壁を引っかいてた。10分で前かがみ。身体全体が前に傾く。15分すぎたあたりからミニスカートのまま膝を内側にぎゅっと絞って、かかとを浮かせて、小さく上下に揺れてた。その揺れ。見てるこっちも痛い。友達らしい子が「大丈夫?」って聞いても首振るだけ。声出す余裕もない感じ。限界の振り子。見てるこっちの腹まで痛くなる。その疲弊は本物だった。
店員さんが中の人に声かけて、「体調悪いだけです」って返事。並んでたお姉さん、それ聞いて天を仰いだ。もう30分です。我慢も限界。で、友達に肩借りて隣のビルへ猛ダッシュ。エレベーター待てなくて階段の方に消えてった。ヒール脱いで手に持ってた。あの判断力は正しい。もう間に合うかどうかの判断になってた。
10分後、戻ってきたお姉さん、汗だくで前髪ペタペタ。「マジ地獄見た、てか隣のビル5階までトイレなかった、サイテー」って友達に報告して、席戻ってポテト食べてた。まだ食うのかよ。メンタルつよ。朝の繁華街、こういうのばっか。人間の試練。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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