クラブのVIPルームでの悲劇
夜風が少し冷たい10月の深夜11時半過ぎ、重低音が響き渡る都心の高級クラブのVIPルームでのことだ。薄暗い赤い照明の下で、多くのゲストがシャンパヌを飲み交わしており、室内はアルコールとタバコの煙で満ちていた。
……その時、ソファーの端に座っていたドレス姿の女性の異変が目に入った。
彼女は24歳前後の美女で、体にフィットした黒のカクテルヌドレスに、黒のシアータイツ、そしてヒールの高いパンプスを履いていた。髪はエレガントなウェーブヘアで、デコルテには冷たい脂汗が流れており、それがラメ入りのアイシャドウを少し滲ませていた。手元の小さなブランドバッグを股間に強く押し当てるようにし、背中を丸めて耐えていた。
最初は酔いが回っているのかと思ったが、彼女の足元と表情の歪みを見て事情を察した。
取引先のVIPの隣に座っており、会話が盛り上がっている最中のため、席を外すことができない社会的檻の中に彼女はいた。さらに冷たいシャンパンが彼女の膀胱を限界まで圧迫していた。彼女はタイツを履いた両脚をきつく交差させ、内ももをすり合わせるようにしてソワソワと身悶えしていた。ソファーの革とタイツが擦れる音が聞こえそうなほど、激しくステップを踏んでいた。
その極限の様子を見た瞬間、私の胸はドクンと激しく鼓動し、彼女のドレスの裾の揺れと、限界を迎えた足元に目が釘付けになった。
尿意は波のように彼女を襲っており、時折「はぁ……っ」と熱い吐息を漏らし、腰を折るようにして耐えていた。見てはいけないと思うのに、私は息を殺し、すぐ隣で極限の我慢に震える彼女の太ももの震えを見つめ続けていた。
ついに彼女は耳元で囁いて席を立ち、不自然な内股のまま、個室トイレへと小走りで疾走していった。
今でもクラブの重低音を聞くたび、あの日の彼女の歪んだ表情と、ドレスの中で必死に足を交差させていた姿を思い出して胸が熱くなる。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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