排泄物語

役員エレベタ前での焦燥

投稿者: ランダムテーマ エピソード集(エピソード51〜100)1分で読めます閲覧 2,3234.1(21件)

秋の夕方6時過ぎ、都心の本社ビルの30階にある役員エリアのエレベーターホールでのことだ。私は重要な役員会議の報告を終え、取締役の社長と一緒に1階のロビーまで降りるためにエレベーターを待っていた。

最初の異変は、エレベーターを待つランプが点灯した瞬間に訪れた。下腹部をぎゅっと収縮させるような、突然の冷たい尿意の第一波だった。会議中に冷たいお茶を何杯も飲み干したことと、張り詰めた緊張が完全に裏目に出てしまった。

私は白いシルクブラウスに、黒のタイトスカート、そして薄手のストッキングに黒のパンプスを履いていた。髪はシニヨンにまとめていたが、急激な尿意に襲われた瞬間から全身に鳥肌が立ち、冷や汗が首筋を伝ってブラウスを濡らした。資料を挟んだバインダーを握る右手は緊張で強張り、指先は白くなっていた。社長の隣で、ストッキングを履いた両脚をきつく交差させ、内ももをこれでもかと密着させて耐えた。

社長が目の前で重要なプロジェクとについて語りかけており、その話を遮って離席することは絶対にできないという社会的檻が私を縛り付けていた。

エレベタはなかなか到着せず、尿意は波のように何度も押し寄せ、徐々に括約筋の限界を脅かす凶悪な第二波、第三波へと成長していった。お腹の中が決壊寸前の風船のようになり、少しでも体勢を変えれば、社長の目の前で温かいものを漏らしてしまうという圧倒的な絶望感が襲う。「あと3分……ロビーに着くまで……」と脳内で時間を逆算し、必死に耐え忍んだ。

恥ずかしさと極限の恐怖で心臓の音が異常に大きく響き、耳の奥が熱くなって呼吸が浅くなっていった。

ようやくエレベーターが1階に到着した瞬間、私は社長にお辞儀をして見送り、内股を引きずるようにしてロビーの奥の女子トイレへ駆け込んだ。個室の便座に腰を下ろし、熱いものを一気に解放した瞬間の、全身の細胞が弛緩するような心地よさは今でも忘れられない。

今でも役員フロアの静寂を感じるたび、あの時の冷や汗の感触と、社長の前で必死に足を震わせて耐えていた極限の感覚を思い出して股の奥がすくむ。

---

― この話は、これにて ―

この話を評価する

平均 4.1(21件)

掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

ランダムテーマ エピソード集(エピソード51〜100)」の他の話

3.685閲覧 2,433

忘年会帰りの裏路地での悲劇

12月の深夜10時半頃、冷たい北風が吹き抜ける繁華街の裏路地でのことだ。私は会社の同僚たちと忘年会を終え、二次会の店を探すために雑多な看板が並ぶ路地を歩き回っていた。夜空は澄んでいたが、気温は氷点下に近く、吐く息が白く凍る寒さだった。 ………

4.3106閲覧 2,198

最初のデトでのカウンターの試練

冬の夜8時半過ぎ、少し緊張する相手との初めてのデトで、都心のお洒落なカウンター寿司店にいた。店内は静かなジャズが流れ、目の前で大将が寿司を握っており、隣には大好きな彼が座っていた。冷たいビールを何杯も飲み交わしたことが完全に災いした。 最初…

3.247閲覧 2,043

猛暑のテニスコートでの拘束

真夏の午後2時半過ぎ、強烈な直射日光が照りつける高校のテニヌコートでのことだ。私は部活動の強化合宿に参加しており、気温35度を超える猛暑の中で厳しいサーブ練習を繰り返していた。コート上には砂埃が舞い、熱中症対策のために冷たいスポーツドリンク…

3.761閲覧 2,030

デパートのバーゲンでの悲劇

初冬の正午過ぎ、年に一度のクリアランスセールで大混雑する老舗デパトの婦人服売り場でのことだ。館内は異様な熱気に包まれており、暖房の効きすぎと人の多さで、冬場とは思えないほど空気が淀んで息苦しい状態だった。 ……その時、上りエスカレーターの列…

関連する話

3.8427閲覧 1.9万

【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録

4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…

3.7918閲覧 1.9万

【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで

10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…

3.7448閲覧 1.6万

河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間

金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…

4.1738閲覧 1.5万

夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分

てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…

読むだけ、で終わらせない

排泄プレイが好きな女の子は、本当にいる。

aune(アウネ)は、性癖を打ち明けてつながるマッチングサービス。「排泄系が好き」と公言している女の子が実際に登録しています。体験談を読むだけじゃなく、あなた自身の体験をつくりに行きませんか。プレイ相手を探すなら、最初から性癖が一致する相手と。

auneで排泄好きの相手を探す

PR・広告リンクを含みます