排泄物語

渋谷の渋滞バスでの悲劇

投稿者: ランダムテーマ エピソード集(エピソード51〜100)1分で読めます閲覧 4054.5(2件)

初夏の午後2時半過ぎ、強い日差しと気温27度を超える蒸し暑さが漂う高速道路を走る校外学習の貸切バス車内でのことだ。高速道路は事故による大渋谷となっており、バスは完全に停止したまま、数十分間も動く気配がなかった。

……その時、窓際の席に座っていた女子生徒の異変が目に入った。

彼女は17歳の同級生で、ベージュのベストに白いブラウス、グレーのプリーツスカートを合わせていた。足元はネイビーのハイソクヌに茶色のローファーで、髪は高いポニーテールに結んでいた。彼女の顔は蒸し暑い車内であるにもかかわらず、青白く引き攣っており、額には細かい汗がにじんで額に髪が張り付いていた。膝の上に置いていた学生手帳を両手でギュッと掴み、それをお腹に押し当てるようにして前かがみになっていた。

最初は車酔いかと思ったが、彼女の必死にお尻を浮かせるような動きを見て事情を察した。

バスにはトイレがなく、次のサービスエリアまではあと30分以上かかる見込みだった。「トイレに行きたい」と先生や運転手に申し出れば、同級生全員の前でバスを止めさせることになり、恥ずかしさから言い出せないという強い精神的檻が彼女を追い詰めていた。彼女はスカートの下で、両脚の膝同士をこれでもかと密着させ、ローファーのつま先をモゾモゾと動かして身悶えしていた。

その限界の様子を見た瞬間、私の胸はドクンと高鳴り、彼女の制服スカートの裾の揺れと、震える細い脚に目が釘付けになった。

尿意は波のように彼女を襲っており、次の波が来たらその場に崩れ落ちそうな極限状態だった。見てはいけないと思うのに、私は息を殺し、すぐ目の前で極限の我慢に震える彼女の太ももの震えを見つめ続けていた。

ようやくバスがサービスエリアに滑り込んだ瞬間、彼女は先生の制止も聞かずにドアから飛び出し、お腹を押さえながらトイレへと走り去っていった。

今でも校外学習のしおりを見るたび、あの時の彼女の歪んだ横顔と、必死に内ももを擦り合わせていたあの日の一枚の写真を思い出して胸が熱くなる。

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― この話は、これにて ―

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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