排泄物語

コピー機室の残業と焦燥

投稿者: 生成エピソード集(エピソード151〜170)2分で読めます閲覧 1,8554.6(7件)

肌寒い11月の夜8時過ぎ、オフィス街の静まり返った社内コピー機室でのことだ。私は急ぎの資料を製本するため、複数台の複合機が念る狭い部屋にいた。 ……その時、隣の高速印刷機の前で作業を始めた女性社員が目に入った。

彼女は同じ部署の2年目の後輩で、普段は冷静沈着な仕事ぶりで信頼されている女性だった。今日はベージュのタイトなリブニットワンピースを身に纏い、ウエストの細いレザーベルトを上品に締めていた。黒いストッキングと上品なヒールを履き、長い黒髪は後ろで一本のポニーテールにまとめられていた。しかし、その耳元に飾られた小さなシルバーのイヤリングが、彼女の激しい震えに伴って不規則に揺れていた。 コピー機のトレイに置いた彼女の手は、まるで何かを必死に抑え込むように強く握りしめられ、関節が白く浮き上がっている。

彼女の脚は、ストッキングの擦れ合う乾いた音を立てながら、内ももをこれでもかと密着させていた。 ヒールのつま先に極端な荷重がかかっているらしく、足元が小刻みにがくがくと震えていた。 オフィスの照明に照らされた彼女の顔は血の気が完全に引き、完璧なベースメイクの下から吹き出る汗でテカり始めていた。 「どうしよう……あと50枚……」と、彼女は印刷の進行状況を示すモニターの数値を睨みつけながら、消え入りそうな声で呟いていた。

彼女は残業中に急激に悪化した猛烈な尿意に襲われ、コピー機室という半密室の中で限界を迎えていた。 今ここで作業を中断してトイレに行けば、待たせている取引先への書類提出が遅れてしまう。その職務上のプレッシャーと、誰かにこの惨めな姿を見られるかもしれないという恐怖が、彼女の行動を縛り付けていた。 尿意の波が押し寄せるたび、彼女は上体をくの字に折り曲げ、右手でコピー機のフレームにすがりっくようにして耐えていた。

見てはいけないと思うのに、私は彼女のタイトなワンピースの腰回りが、限界の緊張で強張っている様子から目が離せなかった。 心臓が破裂しそうなほど脈打ち、口の中がカラカラに渇く。 彼女の美しい横顔は、今や尿意の激痛によって無残に歪み、唇を噛み切りそうなほどきつく結ばれている。

「っ、はぁ……!」 突然、彼女は短く息を吸い込み、膝の力が抜けたようにコピー機に倒れかかった。 ワンピースのお腹のあたりを両手でギュッと押し潰し、足先をクロスさせて必死にもがいている。 印刷完了のブザーが鳴り響いた瞬間、彼女は排紙トレイから乱雑に書類を引っこ抜き、駆け出すというよりは、片足をひきずるような不自然な歩幅で廊下の奥へ消えていった。 今でも夜遅くのコピー機室で複合機の作動音を聞くたび、あの夜の彼女の震える背中と、漂っていた焦燥の気配を思い出して胸が熱くなる。

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― この話は、これにて ―

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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