高校の部活動のミーティング
夕暮れ時の10月下旬、午後5時過ぎの高校の部室棟の2階にある女子テニス部部室でのことだ。外はすっかり冷え込んでおり、古い木造の部室は底冷えが厳しかった。私は部活動の練習が終わった後のミーティングに参加していた。部員たちが円になってキャプテンの反省点を聞く中、私の目は何気なく向かい側に座る副キャプテンの北川さんに向かった。……その時、普段は活発で美しい北川さんが視界に入った。
彼女はスコートの上から黒のジャージのパンツを穿き、上は長袖の白い部活ロゴ入りスウェットを着ていた。短い黒髪はヘアバンドできっちりとまとめられていた。しかし、ミーティングが始まってまもなく、彼女の姿勢に明らかな異変が現れた。
彼女はスウェットの袖を両手でギュッと握りしめ、上半身を丸めるようにして完全に固まっていた。額からは冷や汗の粒が浮き上がり、きれいに整えられた眉は苦しげに歪んでいた。寒さで赤くなった鼻先とは対照的に、頬の血の気は完全に引き、時折、痛みに耐えるようにギュッと目をつぶっては、薄い唇を強く噛み締めていた。
ジャージのパンツの中で、彼女は両膝をこれでもかと密着させ、内ももを強く擦り合わせるような仕草を繰り返した。部活後の激しい運動でお腹が急激に冷えたのが原因だろう、彼女の腸は悲鳴を上げ、決壊寸前の限界状態に達していた。 「あと少し……ミーティングが終わるまで立ち上がれない……」 キャプテンの厳しい話の最中にトイレに行くことは許されないという部活特有の同調圧力が、彼女をその場に縛り付ける檻となっていた。
便意の波が押し寄せるたび、彼女は「ぅ……っ」と掠れた吐息を漏らし、お腹を抱え込むようにして必死に耐えていた。見てはいけないと思いつつも、彼女の太ももが限界の緊張でがくがくと震え、ジャージの裾が不自然に揺れる様子から目が離せなかった。私の心臓はバクバクと激しく脈打ち、喉がカラカラに渇いた。
ミーティングが終わり、解散の号令がかかった瞬間、彼女は立ち上がることができず、そのまま床に崩れ落ちそうになった。両手でお尻の後ろを強く押さえ、がくがくと震える足元を支えながら、這うようにして廊下の女子トイレへ向かった。今でも夕方の部室の冷気を感じるたび、あの時の彼女の限界の震えを思い出して耳の奥が熱くなる。
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