排泄物語

夏のビアガーデン

投稿者: 生成エピソード集(エピソード351〜400)2分で読めます閲覧 8433.7(3件)

八月の蒸し暑い金曜日の夜8時過ぎ、ビル屋上の賑やかなビアガーデンでのことだ。会場は仕事帰りの会社員たちで満席で、冷たいビールのジョッキが交わされる歓声と熱気に包まれていた。私は同僚たちとテーブルを囲んでいたが、ふと通路の向かい側に座る女性に目が留まった。……その時、大人の上品さを漂わせたOL風の女性が視界に入った。

彼女はノースリーブの涼しげな青いワンピースに、パールのネックレス、そしてサンダルを履いていた。髪はきれいにアップスタイルにまとめられていた。しかし、彼女がジョッキをテーブルに置いた瞬間から、その笑顔に陰りが生じた。

彼女は両手でお腹を抱え込むようにして、背筋をピンと跳ね上がらせた。額からは大粒の汗がにじみ出て、綺麗に仕上げたメイクの隙間から冷や汗が流れ、ファンデーションがじわじわとヨレていた。冷たいビールを何杯も飲み、冷房のない屋外の熱気で胃腸が急激に動いたのだろう、下腹部を雑巾のようにギュッと絞る猛烈な便意の第一波が襲ったのだ。

サンダルの中で両膝をこれでもかと密着させ、内ももを強く擦り合わせるような仕草を繰り返した。 「あと少し……周りの人が席を立つまで……」 彼女は自分の腸の限界と、賑やかなテーブルで席を立つ恥ずかしさとの狭間で、必死に内面の交渉を繰り返していた。

便意の第二波、第三波が押し寄せるたび、彼女は「っ、ふう……」と熱い吐息を漏らし、腰をわずかに落としてお腹を抱え込むようにして必死に耐えていた。見てはいけないと思つつも、彼女の細い太ももが限界の緊張でがくがくと震え、ドレスの裾が不自然に揺れる様子から目が離せなかった。私の心臓はバクバクと激しく脈打ち、喉がカラカラに渇いた。

ついに彼女は限界に達したのか、青ざめた顔で立ち上がろうとしたが、腰が引けた内股のままその場で動きを止めてしまった。両手でワンピースの上からお尻の後ろを強く圧迫し、がくがくと震える足元を支えながら、這うようにしてロビーの化粧室へと消えていった。今でも夏のビアガーデンの喧騒を聞くたび、あの時の彼女の限界の表情と、漂っていた切迫した空気感を思い出して耳の奥が熱くなる。

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