社内合同セミナー
冬の冷たい雨が降る12月の午後3時過ぎ、都心のオフィスビルの大会議室で行われた社内合同セミナーでのことだ。部屋全体を支配する張り詰めた空気の中、冷房が寒いくらいに効いた空間でセミナーが行われていた。私は他部署の参加者として後方の席に座っていた。……その時、私の数席前に座っていた新入社員の木村さんが視界に入った。
彼女は上品なダークグレーのリクルートスーツに、膝上のタイトスカート、そして黒のパンプスを履いていた。髪は後ろで一本のハーフアップに綺麗にまとめられていた。しかし、セミナーが始まって1時間が経過した頃から、彼女の様子が急激に変化した。
彼女は机の下で両膝をピタリと密着させ、タイトスカートの裾の下で内ももを強く擦り合わせるような仕草を繰り返した。額からは冷や汗がにじみ出て、綺麗に仕上げたメイクの隙間から冷や汗が流れ、ファンデーションがじわじわとヨレていた。セミナー室の冷え込みと、午前中に冷たい水を飲みすぎたのが完全に災いしたのだろう、彼女の膀胱は急激に冷やされ、限界に達しつつあるのは明らかだった。
セミナーという、全員が静かに話を聞いている状況で、途中退室してトイレに行くことは極めて不作法とみなされる社会的檻が、彼女をその席に縛り付けていた。
尿意の波が押し寄せるたび、彼女はノートを握りしめる手を白くさせ、ペンを持つ指先がカタカタと震えていた。見てはいけないと思つつも、彼女の太ももが限界の緊張でがくがくと震え、スカートの裾が不自然に揺れる様子から目が離せなかった。私の心臓はバクバクと激しく脈打ち、喉がカラカラに渇いた。
セミナーが終了し、起立の号令がかかった瞬間、彼女は立ち上がることができず、そのまま椅子に崩れ落ちるように座り込んでしまった。両手でスカートの上から股間を強く圧迫し、がくがくと震える足元を支えながら、引きずるような内股の歩き方でロビーの化粧室へと消えていった。今でもセミナーの静かな空気を感じるたび、あの時の彼女の限界の震えを思い出して耳の奥が熱くなる。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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