排泄物語

壇上の合唱コンクル

投稿者: 学校シチュエーション・エピソード集(女性編10選)1分で読めます閲覧 2,5084.8(23件)

中学3年の秋、私は市民ホールの大きなステージの上に立っていた。合唱コンクールの最中だった。 最初の異変は、私たちのクラスの番が来る直前、舞台袖での軽い尿意だった。 「歌い終わるまであと15分。それくらいなら我慢できる」 そう自分に言い聞かせてステージの壇上に上がったが、それが大きな間違いだった。

ステージの強力な照明に照らされつつも、冷房の冷たい風が合唱用の雛壇の上を吹き抜けていく。 歌が始まり、お腹から声を出すために腹筋を使うたび、膀胱への強烈な圧迫感が走った。 「嘘でしょ、これやばい……」 冷や汗が背中を伝い、全身の毛穴が開くような鳥肌が立つ。

観客席には何百人もの保護者や他クラスの生徒がおり、逃げ場はどこにもない。 歌の最中に列を乱してステージから降りるなど、社会的な死を意味していた。 私は歌うフリをして口を動かしながら、制服のロングスカートの中で両太ももをきつく擦り合わせ、膝に力を込めて尿意の第二波と戦った。

声を出そうとするたび、下腹部の筋肉が緩みそうになり、声が震えてまともに歌うことができない。 顔は焦燥感と尿意で真っ赤になり、額から流れる汗が目に入って痛む。 「早く、早く曲が終わって……」 祈りながら、必死に括約筋を締め続ける。足の裏が痺れるような感覚と、スリルに近い奇妙な熱さが脳裏をよぎった。

ようやく演奏が終わり、整列してステージを降りる瞬間が最大の危機だった。 一歩を踏み出す時の振動が膀胱を刺激し、スカートの中で足を踏み外しそうになるほど内股を硬直させて歩いた。 楽屋裏へ入った瞬間、私は制服のスカートを掴んだままトイレへと全力で走り込んだ。

個室で便座に滑り込み、熱いものが一気に解放された時のあの全身がとろけるような感覚。 今でもピアノの合唱曲のイントロを聴くたび、あの時の冷たい風と、ステージの上で限界に挑んでいた自分自身のスリルを思い出して胸が熱くなる。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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