夏休みの個室と、完腸の洗礼
高校二年生の夏休み、蒸し暑い八月の午後三時頃のことです。私は自宅の自分の部屋で、冷房もつけずに窓を開けたまま、ネットで見かけた「浣腸による我慢」という未知の行為に興味を抱いていました。ドラッグストアで緊張しながら購入したイチジク浣腸を机の上に置き、心臓の鼓動が耳の奥でうるさく響くのを感じていました。
その時の私は、薄手の白いコットンのノースリーブシャツに、青いデニムのショートパンツという涼しげな格好でした。髪は邪魔にならないように頭のてっぺんでラフなポニーテールに結んでいましたが、部屋の熱気と緊張による汗で、おでこや首筋に髪の毛が張り付いていました。すっぴんの顔は期待と恐怖で赤く上気し、注入器を持つ手は小刻みに震えていました。
注意深く完腸液を注入した瞬間、お腹の奥がゴロゴロと不気味な音を立てて動き始めました。説明書には「三分から十分は我慢してください」と書かれていましたが、注入が終わってからわずか一分で、信じられないほどの激痛を伴う便意の第一波が襲ってきました。腸が雑巾のように絞られる感覚に、私はたまらず畳の上にへたり込み、両手で強くお腹を抱え込みました。
「うそ、こんなの我慢できるわけがない……」 体内の水分がすべて下腹部に集まり、熱いマグマとなって外へ飛び出そうと暴れています。私は床の上でエビのように丸まり、顔をクッションにうずめながら、はあはあと荒い息を吐き出しました。額から流れる汗が目に入ってしみましたが、それを拭う余裕すらありません。ショートパンツの薄いデニム越しに、お尻の筋肉を極限まで締め付け、内ももを強く擦り合わせる脚の運動を繰り返しました。
時計の針はまだ三分しか進んでいません。お腹の奥が波打つたびに、頭の芯がジーンと痺れるようなスリルと羞恥心が頭を駆け巡ります。漏らすまいと括約筋を締めるたび、背中や太ももにまで力が入って痙攣しそうになり、顔は苦しげに歪み、唇を噛み切りそうなほど強く噛みしめていました。自分自身の排泄欲求と、それを押さえつける理性の限界での交渉が、頭の中で狂ったように繰り返されました。
ついに五分が経過した時、私は立ち上がることもできず、四つん這いに近い姿勢でお尻をかばいながら、廊下を這うようにしてトイレへと向かいました。便座に滑り込み、一気にすべてを排出した瞬間の、全身の骨が溶けるような激烈な快感と安堵感。
その圧倒的な感覚は、ただのお漏らしとは違う、自らコントロールした極限の我慢がもたらす甘美な悦楽を、私の体に深く刻み込んだのでした。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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