最近の夏、猛特訓インターバル走中の破滅
それは先月、最高気温が35度を超える猛暑日の午後、陸じょうクラブの特別合同練習での出来事だ。私たちは競技場を借り切り、400メートルのインターバル走を何度も繰り返す限界ギリギリのトレーニングを行っていた。熱中症を防ぐために、セットの合間に冷えた経口補水液を大量に補給していたのが裏目に出た。
最後の3本を走る直前、私の膀胱は突然、許容量の限界を告げる強い尿意で満たされた。
「最後のセットだから、ここで抜けるわけにはいかない」という、体育会系としての意地と周囲の視線が私を縛り付けた。
しかし、スタートラインに立った時点ですでに限界に近く、太ももを合わせるようにしてジタバタとステップを踏むことしかできなかった。着用しているのは、体に完全に張り付く極薄のトレーニング用ショートタイツとショートパンツだ。スターターの笛が鳴り、一気に加速した瞬間、走る衝撃がそのまま膀胱を激しくクラッシュした。200メートルを通過したあたりで、激しい尿意の第3波が襲いかかり、私は括約筋のコントロールを完全に失いかけた。額からはメイクが完全にドロドロに溶け出した泥のような汗が流れ落ち、必死に太ももに力を入れて走るが、歩幅が狭くなってペースがガタ落ちする。
メンバーたちの声援が耳に入るが、頭の中はおしっこのことだけで一杯だった。最後の直線を死に物狂いで走り抜け、ゴールした瞬間、下腹部への強烈な負荷に耐えかねて、私はその場に膝をついて崩れ落ちた。
立ち上がろうと下半身に力を入れた瞬間、ダムが決壊するように、温かいものがショートタイツの中へと一気に溢れ出した。
じわじわと太ももを伝って伝わる熱い感触と、それが乾いたアスファルトの上にポタポタと滴り落ちていく様子を、私は呆然と見つめるしかなかった。トレーニングウェアがぐっしょりと濡れ、走った後の爽快感と、すべてを漏らし尽くしてしまったという恥辱の甘いスリルが混ざり合い、心臓がこれまでになく激しく鳴り響いた。今でもインターバル走の笛の音を聞くたびに、あの時の温かい漏洩の感触と、ウェアに残った匂いの気配が蘇り、股の奥がすくんでしまう。
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※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
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