排泄物語

始まりの森、初めての青空の下で

投稿者: みき2分で読めます閲覧 5224.3(3件)

高校2年の夏、私は家族旅行で標高1200メートルほどの高原キャンプ場に来ていた。アウトドア好きの父親に強引に誘われ、私たちは深い原生林に囲まれた森林ハイキングコースを歩いていた。朝から冷たい麦茶を何杯も一気に飲み干したのが災いしたのだろう、歩き始めて1時間を過ぎたあたりで、下腹部にずしりとした重い尿意が宿り始めた。周囲にはトイレの看板など一切なく、道標には次の休憩スポットまで徒歩45分と記されている。

私の服装は、学校の体育着である吸汗速乾タイプの白いポロシャツに、薄手の紺色のナイロン製ジャージのロングパンツ、そして履き慣れないトレッキングシューズだった。髪は高い位置でポニーテールに結んでいたが、歩くたびに激しく揺れて首筋にまとわりつく。冷や汗と体温の上昇で、顔に塗った日焼け止めが汗とともに溶けて目元を刺激し、痛みに耐えるように顔が歪んだ。尿意は第一波が去ってもすぐに第二波が押し寄せ、小康状態などなかった。下腹部がギシギシと悲鳴を上げ、膀胱は限界まで膨らんで、まるで破裂しそうな風船のようになっていく。

「あと40分も歩くなんて絶対に無理……」 私は立ち止まり、内股を交差させてジャージの上から太ももをギュッと擦り合わせた。両手は自然と下腹部を押し潰すように強く当てられ、足の指先は靴の中で限界まで丸まっていた。父親たちは先を歩いており、私の遅れに気づいていない。社会的な羞恥心と、もしここで漏らしたらどうなるかという恐怖が頭の中で激しく交渉を繰り返す。心臓はドクドクと警鐘を鳴らし、息は荒くなり、額からは大粒の汗がボタボタと土の上に滴り落ちる。膝が笑い、一歩を踏み出すたびに尿道にズキンと突き刺すような限界の刺激が走り、私はその場に立ちすくんで、唇を血がにじむほど強く噛み締めた。

ついに私は耐えきれず、父親の後ろ姿に向かって「ちょっと花を摘んでくる!」と、登ザン愛好家が使う隠語を叫び、トレイルから外れて急斜面の茂みへと足を踏み入れた。生い茂る熊笹の陰に隠れ、両手でナイロンジャージと白いコットンのショーツを慌ててずり下ろした。むき出しになったお尻が高原のひんやりとした風に触れ、鳥肌が一気に立つ。しゃがみ込んで膝を大きく開き、限界を超えた膀胱を解き放った。

「ジョ、ジョジョ、ザーーー……」 乾いた腐葉土と緑のコケに向かって、熱い液体が勢いよく迸った。地表から立ち上る特有の匂いと温かい湯気が、私の顔を包み込む。尿道から緊張が抜けていく瞬間、脳の芯がとろけるような凄まじい快感と解放感が全身を駆け巡った。周囲の木々がそよぐ音だけが聞こえる大自然の中で、自分が完全に無防備な姿で排せつしているという事実。恥ずかしさよりも、剥き出しの自然と一体になるような不思議な高揚感が、私の胸を激しく締め付けた。

今でも夏の山を歩き、青々とした木々の匂いを嗅ぐたびに、あの初めて野外で体験した限界の尿意と、胸を突き抜けたあの熱いスリルを思い出して、下腹部の奥がキュンと疼いてしまう。

---

― この話は、これにて ―

この話を評価する

平均 4.3(3件)

掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

みき」の他の話

3.256閲覧 2,015

初めての野外大決戦、緊急事態の谷間で

大学に入学し、私は念願だったアウトドアサークルに加入した。2年生の秋、総勢8名のメンバーとともに、少し難易度の高い紅葉の美しい渓谷ルートを登ザンしていた。その日の昼食時、山小屋で食べた名物の激辛スパイスカレーと、午後になって急激に冷え込んで…

4.364閲覧 1,482

絶壁の境界線、風と視線の狭間で

先月の初夏、私はある岩稜帯が連続するアスレチックな中級山岳を登ザンしていた。梅雨の晴れ間の強い日差しが降り注ぐ中、尾根沿いルートを進んでいた。この日、私は以前から目をつけていた、非常にスリリングで、しかし排せつのスポットとしては最高に挑戦的…

4.060閲覧 1,278

百名山の残響、岩壁の狭間で

社会人2年目の秋、私は日本百名山の一つである有名な岩山に挑んでいた。その日は週末ということもあり、紅葉目当ての登山客で登山道は非常に賑わっていた。多くの人々が行き交う中で、私はある「密かな計画」を胸に秘めて登っていた。それは、人気の山頂へ至…

関連する話

3.8427閲覧 1.9万

【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録

4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…

3.7918閲覧 1.9万

【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで

10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…

3.7448閲覧 1.6万

河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間

金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…

4.1738閲覧 1.5万

夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分

てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…

読むだけ、で終わらせない

排泄プレイが好きな女の子は、本当にいる。

aune(アウネ)は、性癖を打ち明けてつながるマッチングサービス。「排泄系が好き」と公言している女の子が実際に登録しています。体験談を読むだけじゃなく、あなた自身の体験をつくりに行きませんか。プレイ相手を探すなら、最初から性癖が一致する相手と。

auneで排泄好きの相手を探す

PR・広告リンクを含みます