排泄物語

役員会義と密室のエレベーター

投稿者: さき(saki) エピソード集2分で読めます閲覧 5233.5(2件)

入社3年目の夏、私は急な役員「会義」の資料準備を任され、役員フロアがある最上階の30階へ向かうエレベーターの中にいた。エレベーター内には、厳しい表情をした常務や社外取締役といった重役たちが同乗しており、一言も喋れない静寂と重圧が漂っていた。私はネイビーの涼しげなノースリーブのブラウスに、タイトなベージュのひざ丈ペンシルスカートを着用していた。足元は細い7センチヒールの黒いストラップパンプスで、髪はすっきりとハーフアップのクリップでまとめていた。

最初の異変は、エレベーターが15階を通過したあたりだった。突然、下腹部を鉄の棒でかき回されるような、激しい「げり」の波が襲ってきた。クーラーの冷気と、役員たちと同乗しているという過度のストレスが、過敏性腸症候群の持病を持つ私の胃腸を一瞬で破壊したのだ。

「うそ、急にこんな……」と私は心の中で悲鳴を上げた。エレベーターは各階には止まらず、30階まで直行する。しかも、到着すればすぐに重要会義が始まるため、そのまま資料を配らなければならない。役員たちの前で「お腹が痛いので失礼します」などと言えるはずがなかった。

エレベーターが20階を過ぎた頃、第二波の強烈な便意が襲来した。私はパンプスのヒールを床にきつく押し当て、タイトスカートの中で両腿を交差させた。スカートの生地が破れそうなほど、内股に力を込める。額からじわりと冷や汗がにじみ、顔面は蒼白になっていた。両手で持っていたバインダーを下腹部にぎゅっと押し当て、何食わぬ顔を装おうとしたが、指先は真っ白に強張り、呼吸は浅く荒くなっていた。密室内で「ゴゴゴ……」とお腹が鳴り響くのを防ぐため、背筋を伸ばしてお腹をへこませ、括約筋を極限まで締め上げた。

30階に到着し、ドアが開いた瞬間、私は逃げ出したい衝動に駆られたが、役員たちの後ろに続いて会議室に入らざるを得なかった。会議室に入ると、すぐに資料の配布が始まった。机を回りながら資料を置く一歩一歩が、決壊との戦いだった。前かがみになるとお腹に圧力がかかって漏れそうになるため、不自然なほど直立した姿勢のまま、お尻に極限まで力を入れて歩いた。冷や汗が目に入ってしみ、首筋を伝ってブラウスの襟元を濡らしていた。

会議が開始され、私が壁際のアシスタント席に着席した瞬間、私はお尻を座面の角に押し付けるようにしてようやく一息ついた。しかし、そこから会議が終わるまでの40分間は、いつ漏れてもおかしくない綱渡りの状態が続いた。 会議が終了し、役員たちが退室したのを見届けると、私は資料の片付けを後輩に押し付け、廊下を小走りで進んでトイレの個室に滑り込んだ。便座に崩れ落ちた時の解放感は、まさに命が救われた瞬間だった。今でも高層ビルのエレベーターに乗るたび、あの時の密室の恐怖と、タイトスカートの中での必死の葛藤を思い出す。

---

― この話は、これにて ―

この話を評価する

平均 3.5(2件)

掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

この話の続きは映像で——実写の脱糞・スカトロ作品を価格比較

価格比較・レビューは姉妹サイトScatSearchで(PR・アフィリエイトリンクを含みます)

さき(saki) エピソード集」の他の話

4.529閲覧 1,372

満員電車という逃げ場なき檻

大学2年の梅雨時、午前8時過ぎの小田急線は最悪の混雑だった。湿気と乗客の熱気で車内は蒸し風呂のようでありながら、吊り下げられたエアコンからは冷たい風が局所的に吹き下ろしていた。私はお気に入りの白いシフォンブラウスに、膝丈のタイトなデニムスカ…

3.759閲覧 1,072

社外セミナーの重要スピーチと最後の防衛線

昨年の秋、私は業界の合同カンファレンスに伴う社外セミナーに参加していた。会場は都内のホテルの大広間で、全国から何百人ものビジネスパーソンが集まり、ステージ上では著名な特別ゲストによる基調講演が行われていた。私は動きやすさを重視したストレッチ…

4.022閲覧 741

緊迫の受験会場と薄いタイツの戦い

高校3年の2月、私は都内にある私立大学の一般入試会場にいた。外はみぞれ交じりの雪が降る凍えるような寒さで、古びた講義室の暖房はほとんど機能していなかった。私は学校指定の濃紺のプリーツスカートに、寒さを防ぎきれない薄手の30デニールの黒タイツ…

4.020閲覧 708

新人OLの初プレゼンと胃腸の叛乱

社会人1年目の秋、私は新商品の社内向け企画提案という、人生初の重要プレゼンテーションの場に立っていた。会議室には上司や役員たちがずらりと並び、独特の重苦しい空気が漂っていた。私は卸したての堅い黒のリクルートスーツに、窮屈な白い長袖シャツを第…

関連する話

3.8427閲覧 1.9万

【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録

4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…

3.7918閲覧 1.9万

【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで

10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…

3.7448閲覧 1.6万

河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間

金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…

4.1738閲覧 1.5万

夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分

てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…

読むだけ、で終わらせない

排泄プレイが好きな女の子は、本当にいる。

aune(アウネ)は、性癖を打ち明けてつながるマッチングサービス。「排泄系が好き」と公言している女の子が実際に登録しています。体験談を読むだけじゃなく、あなた自身の体験をつくりに行きませんか。プレイ相手を探すなら、最初から性癖が一致する相手と。

auneで排泄好きの相手を探す

PR・広告リンクを含みます