排泄物語

喧騒を抜け出して(高校・大学時代)

投稿者: ゆい2分で読めます閲覧 1293.0(1件)

高校の終わりか大学に入りたての頃だったと思う。秋に開催された大きめの学外イベントというか、他校と合同の野外フェスティバルみたいなやつに参加した時のこと。広場には屋台が並んで、大勢の人でごった返してた。うちは友達と一緒にお祭り騒ぎを楽しんでたんだけど、途中でビールとか炭酸飲料を調子に乗って何杯もガブ飲みしちゃったんだよね。

その日はお気に入りの細身のサロペットデニムに、薄手の白いタイトな長袖ニットを合わせてた。髪はサイドで三つ編みにしておろし、お気に入りのシルバーのフープピアスをつけてた。 夕方になって急に冷え込んできて、冷たい風が吹くたびに、下腹部を強烈な尿意がツンと突き刺した。

「あ、やばい。トイレ行かなきゃ……」

そう思って簡易トイレのエリアに向かったんだけど、そこには信じられないくらいの長蛇の列。20人以上は並んでて、全然進む気配がない。 「あと30分は確実にかかるじゃん……」 その現実を前にした瞬間、膀胱がキューッと収縮して、第一波の鋭い痛みが走った。

列に並んだものの、5分もしないうちに限界に近い第二波がやってきた。 「うそ、無理、待てない……」 私はデニムのポケットに両手を突っ込んで、下腹部を押し潰すようにギュッと押さえた。デニムの生地が硬いから、動くたびにお腹に圧迫がかかって余計に苦しい。足の指先に力を込め、内ももをすり合わせながら小刻みに足踏みをする。寒さと焦りで全身に鳥肌が立ち、三つ編みの先を無意識に強く握りしめていた。メイクが汗と脂で浮き上がって、目の周りが少しヨレていたと思う。

周りは大声で笑う学生たちばかりで、この極限の苦しみを知っているのは私だけ。その社会的な檻のせいで、余計に心拍数が跳ね上がる。 「もう、列抜けてどっか探すしかない……!」

私は友達に「ちょっと電話してくる」と嘘をついて列を抜け出した。スリルで頭がフワフワする中、人が少ない広場の裏手、ステージ機材が積まれたブルーシートの影へと向かった。 足がガクガクと笑って、まともに歩けない。一歩進むごとに、おしこが漏れそうになって腰が引ける。

裏手は街灯の光が届かない真っ暗なエリア。立ち入り禁止の看板が立てられてるけど、背の高いベニヤ板と資材の山が完璧な死角を作ってた。 「ここでやるしかない……!」

見つかったら退学とか出禁になるかもしれないっていう恐怖が、頭の中を支配する。切迫した尿意のせいで喉がカラカラになり、呼吸が浅くなる。でも、膀胱はもう限界を超えて破裂寸前。私はベニヤ板の隙間に滑り込み、デニムのサスペンダーを肩から外し、ジッパーを一気に下ろした。 タイトな下着を太ももまで引き下げて、資材の壁に手をついてしゃがみ込む。

「っ……あ……」

しゃがんだ瞬間、我慢のダムが決壊した。 暗闇の中、アスファルトの上の砂利を濡らすジャーッという大きな音が響く。見つかるかもしれないという恐怖と、一気に解放される快感が混ざり合って、息が激しく乱れた。手についたコンクリートのザラザラした感触や、冷たい夜風がむき出しのお尻をなでる感覚が、異常なほど鮮明に脳に刻まれる。

出し切った後は、しばらく呼吸を整えることもできなかった。胸がバクバクと高鳴り、罪悪感と最高の興奮で耳が熱かった。イベントの喧騒からほんの数十メートルしか離れていない暗闇で、私はまた一つ、外でおしこをする快感に深く囚われてしまったんだよね。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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