渋滞40キロ。おれの限界と空きペットボトルの話
お盆の中央道。渋滞40キロにハマった。ハイエースは動かない。1時間で2キロ。カーナビの到着予定時刻が見るたびに延びる。朝コンビニで買ったコーヒー2本が効いてきた。利尿作用ってのは渋滞の中で本気を出す。
最初の尿意は昼前だった。まだ余裕だった。次のPAまで12キロ。普段なら10分の距離。だが車は動かない。30分後、二度目の波が来た。これは本物だった。下腹が張って、ハンドル握る手に汗が出た。シートの上で座り直す回数が増えた。貧乏ゆすりが止まらない。隣の車線のドライバーと目が合いそうで、前だけ見てた。
計算した。時速2キロならPAまで6時間。無理だと悟った。背筋に嫌な汗が伝った。路肩に停めて外でってのは論外だ。渋滞の車列で周りは全部他人の窓。前のミニバンにも後ろのセダンにも人が乗ってる。社会の目ってやつが、こういう時は檻になる。
三度目の波で覚悟を決めた。車中泊歴10年、こういう時の備えはある。後部に常備してる広口の空きボトルと目隠しカーテン。渋滞が完全に止まったタイミングで、カーテンを半分引いて、運転席から後ろに移った。手が少し震えてた。焦ってた。前の車が動き出したらって考えると気が急いた。
済ませた。情けないが背に腹はかえられない。安堵で変な声が出た。量は500のボトル8分目。我ながらよく我慢してた。膀胱ってのは限界を超えると量で自己主張してくる。背中と脇の汗が一気に引いていくのが分かった。
運転席に戻ったら、車列は50メートルも進んでなかった。焦って損した。笑うしかなかった。処理は次のPAのトイレで。ちゃんと流して、ボトルは洗って捨てた。駐車所の隅で手を洗いながら、妙な達成感があった。生き延びた、って感覚に近い。
この話を人にすると引かれる。だが長距離乗りなら分かるはずだ。漏らすか、ボトルか。おれはボトルを選んだ。それだけだ。お盆の渋滞は今年も来る。ボトルは新調した。
― この話は、これにて ―
この話を評価する
平均 4.0(3件)
※ 掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。
この話の続きは映像で——実写のおもらし・お漏らし作品を価格比較

「オシッコ見られるの…恥ずかしぃよぉ」むっつりエロJ系が小便・唾液・マン汁・汗を飲ませてモジモジ興奮スパーク!体液ジュルジュル聖水びちょんこ学園 輝星きら
最安 2,180円〜

「わたしのこと好きなんだからぜ~んぶ飲めるよね?」勝手に結婚した古参ファンの忠誠心を試すため【唾液・ワキ足アナル汗・マン汁・イキ潮・おしっこ】を飲ませて体液ごくごく溺れイキSEXで骨抜きにするメンヘラデカ尻地下アイドル 小那海あや
最安 1,980円〜

素人AV 145cm ●リ顔・雑魚マン・潮ビチャお漏らし 3P種付け会! おま●こが弱すぎる早漏コスプレイヤーを囲んで淫乱個撮オフパコ&発情ハメ潮噴射の着衣性交!
最安 2,180円〜
価格比較・レビューは姉妹サイトPeeSearchで(PR・アフィリエイトリンクを含みます)
「ハイエース万年床」の他の話
キャンプ場のトイレが凍結して全員野外派になった夜
1月の山あいのキャンプ場。管理人なしの無料サイト。着いたらトイレの水道が凍結してた。貼り紙一枚。「凍結のため使用禁止」。ドアには南京錠。逃げ場なし。山を下りて最寄りのコンビニまで車で20分。夜中に往復する道じゃない。 利用者はおれ含めて4組…
深夜の道の駅。トイレまで持たなかった女性の話
北関東の道の駅。真冬の夜11時。おれは駐車所の隅にハイエースを停めて、寝る準備をしてた。外は氷点下。窓が内側から曇り始めてた。 そこに1台、白いセダンが滑り込んできた。停め方が雑だった。枠を斜めにまたいでた。急いでるのが分かった。エンジンを…
朝5時の河原。女性ランナーが消えた茂みの先
河原の駐車所スペースで車中泊した時の話。10月。夜は冷えた。朝5時に目が覚めた。空が白み始めたくらいの時間。コーヒー沸かして、スライドドア開けて土手を見てた。霧が薄くかかってた。 ジョギングしてる女の人が土手を走ってた。50前後。紺のウィン…
車中泊の朝に見た、隣のバンの夫婦の攻防
初夏の海沿いの駐車所。無料で車中泊できる場所だった。朝6時、隣に停まってたバンの中から言い合いが聞こえた。「だから昨日のうちに行っときなって言ったのに」「うるさい、しょうがないでしょ」。夫婦らしい。40代くらい。風でカーテンが揺れて、二人の…
関連する話
【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録
4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…
【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで
10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…
河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間
金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…
夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分
てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…