排泄物語

停止したオフィスのエレベーター

投稿者: エピソード101-1502分で読めます閲覧 1,0174.7(3件)

肌寒い10月の午後7時過ぎ、私は残業を終えてオフィスビルのエレベターに乗っていた。途中で急に大きな揺れと共に警告音が鳴り響き、エレベーターが12階と13階の中間で緊急停止してしまった。最初の異変は、停止してから10分ほど経った頃、下腹部に走ったズキリとするような急激な腹痛だった。

「すぐに救助が来るはずだから我慢しよう」と自分に言い聞かせたが、冷えたオフィスの空気のせいか、お腹の急降下は予想を遥かに超える速度で進んでいった。

私はその日、オフィスカジュアルの白いタイトなとろみブラウスに、タイトなベージュのひざ丈スカート、そして薄手のストッキングと7センチの黒いピンヒールを着用していた。髪はハーフアップにまとめ、小ぶりのゴールドのネックレスをしていた。しかし、腹痛の第一波が襲った瞬間、全身に一気に鳥肌が立ち、背中を冷たい汗が流れた。エレベーター内の非常照明の下で、私の顔は真っ白に血の気が引き、きれいにメイクしたはずのファンデーションが冷や汗で崩れ、マスカラが滲んで目元が黒くなっていた。私はエレベーターの壁に背中を押し当て、両膝をきつく合わせ、内ももをすり合わせるようにしてお尻の筋肉を限界まで引き締めた。

狭い密室の中で、もしここで漏らせば、明日からの会社での立場も大人の尊厳もすべて失われるという社会的なプレッシャーが、私を狂わせそうにしていた。「お願いだから早く誰か来て! 限界なの!」と非常通話ボタンを押して訴えたが、技術者の到着にはまだ時間がかかると言われ、絶望が押し寄せた。便意の波はもはや誤魔化しのきかない第三波に達しており、下腹部をギシギシと激しい痛みが襲うたび、私はピンヒールの踵をガタガタと床に打ち付け、上体を深く折り曲げて耐えるしかなかった。

限界を超えた括約筋を必死に抑え込む恐怖と、いつすべてが崩壊するか分からない極限のスリルが頭の中で混ざり合い、頭の芯がジーンと痺れるような熱さを感じていた。

停止から40分後、ようやくエレベーターが最寄りの階まで手動で動かされ、ドアが開いた瞬間、私は救助の駅員たちの前を通り抜け、なりふり構わずフロアの女子トイレへと走り込んだ。個室の便座に座り、お腹の毒素が一気に解放された時の、頭の芯がとろけるような圧倒的な解放感。今でもエレベーターの電子音を聞くたび、あの時の冷や汗の匂いと、壊れそうだった下腹部の激痛を思い出して胸がキュンとする。

---

― この話は、これにて ―

この話を評価する

平均 4.7(3件)

掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

この話の続きは映像で——実写の脱糞・スカトロ作品を価格比較

価格比較・レビューは姉妹サイトScatSearchで(PR・アフィリエイトリンクを含みます)

エピソード101-150」の他の話

4.6146閲覧 2,746

紅葉の山頂展望台

秋晴れの10月中旬の日曜日、午後1時過ぎの山頂展望台でのことだ。紅葉狩りの観光客で展望台はごった返しており、売店やレストハウスには長い行列ができていた。私は景色を撮影するために展望台の柵の近くに立っていた。……その時、近くの案内板の前で立ち…

4.891閲覧 2,465

桜の舞う混雑した公園

春爛漫の4月の午後1時過ぎ、私はサクラの名所として知られる広大な都立公園にいた。お花見シーズン真っ只中で、園内はレジャーシートを広げた花見客や観光客で足の踏み場もないほどごった返していた。最初の異変は、満開の桜並木を友人と歩いている途中の、…

4.8125閲覧 2,268

英語スピーキングテストの密室

凍てつくような1月の午後2時前、高校のえいごスピーキングテストでのことだ。防音対策の施された狭い語学学習室(LL教室)には、ヘッドセットを装着した生徒たちが個別のブースに座り、パソコンの画面に向かって英語で話し続けていた。録音形式のため、試…

3.6118閲覧 2,261

嵐の夜の離島フェリー

荒れ狂う冬の12月の夜9時前、私は離島と本土を結ぶふぇりーの客室にいた。日本海の大しけの影響で船体は激しく上下左右に揺れており、波が窓に叩きつける轟音が響き渡っていた。船酔い防止のために客室のシートに横たわっていたが、急激な揺れの直後、私の…

関連する話

3.8427閲覧 1.9万

【観測記録・春】上野公園の満開の下、宴会集団から出た限界個体の記録

4月2日、上野恩賜公園。晴れ、風弱し。ソメイヨシノは満開を2日過ぎた頃で、園内は夕方の時点で既に飽和状態であった。私の定点は噴水広場寄りのベンチ。ここは公衆トイレへの動線が交差する要衝であり、観測には最適である。花びらが夕風に乗って絶えず舞…

3.7918閲覧 1.9万

【観測記録・秋】ハロウィン渋谷、ゾンビメイクの女性が本物の緊急事態になるまで

10月31日、渋谷センター街周辺。晴れ、夜間気温15度。ハロウィン当夜の渋谷は、観測者にとって年間最大のフィールドである。ただし近年は規制強化で路上飲酒が減り、事例数は減少傾向にある。それでも仮装した成人たちの密度は相変わらず高く、路地とい…

3.7448閲覧 1.6万

河川敷の草むらで、犬の散歩の人が来たあの三分間

金曜の深夜一時、残業帰り。あの公園の夜から、私は遠回りして帰るようになってしまった。まっすぐ帰る道より、少しだけ遠い道を選ぶこと。それが自分でも気づかないうちに、習慣という名の秘密になっていた。 その日は多摩川の河川敷を選んだ。土手の下の草…

4.1738閲覧 1.5万

夏フェスのトイレ百人待ちとか無理。森でしてきた女の言い分

てかさ、夏フェスのトイレ問題どうにかならんの?って毎年言ってるんだけど。去年の山のフェス、昼のピークで仮設トイレ百人待ちなんよ。百人て。推しのステージ三十分後に始まるのに並んでたら人生終わるじゃん。 しかもうち、その時点でもう下腹やばくてさ…

読むだけ、で終わらせない

排泄プレイが好きな女の子は、本当にいる。

aune(アウネ)は、性癖を打ち明けてつながるマッチングサービス。「排泄系が好き」と公言している女の子が実際に登録しています。体験談を読むだけじゃなく、あなた自身の体験をつくりに行きませんか。プレイ相手を探すなら、最初から性癖が一致する相手と。

auneで排泄好きの相手を探す

PR・広告リンクを含みます