排泄物語

しし座流星群の夜の観測所

投稿者: エピソード101-1502分で読めます閲覧 1,4773.8(10件)

凍てつくような11月の深夜1時過ぎ、山頂にある静かな天文観測所の展望テラスでのことだ。しし座流星群の極大日とあってテラスは多くの天体愛好家で静かに賑わっていたが、標高の高い山頂は冷気が吹きさらしで、気温は氷点下まで下がっていた。私は大型ぼうえんきょうの近くでカメラのセッティングを行っていた。……その時、近くの観測ドームの陰で、限界の様子で立ち尽くしている若い女性が目に入った。

年齢は20代前半の天文サークルの女子大生風の女性。厚手の白いダウンジャケットに、タイトな黒のレギンスパンツ、そしてムートンブーツを履いていた。髪はニット帽から覗くポニーテールで、マフラーを首元に巻いていた。しかし、彼女の視線は夜空ではなく、自身の足元に向けられていた。

彼女はダウンジャケットの裾の下から、両手で股間のあたりを強く押さえるようにして、もじもじと脚を動かしていた。観測所の一番近いトイレまでは、暗い山道を5分以上歩かなければならず、凍結した道という危険な状況が彼女を焦らせていたのだろう。額には冷や汗の粒が浮き上がり、寒さで赤くなった鼻先とは対照的に、顔全体は真っ白に血の気が引いていた。涙目で眉を八の字に歪め、薄い唇を強く噛み締めていた。レギンスパンツのタイトな生地の中で、彼女は両腿をきつくすり合わせ、膝を内側に折り曲げて小刻みに震えていた。足元は落ち着きなく交互に爪先立ちになり、限界の尿意と戦っているのが明らかだった。

彼女の膀胱はすでに臨界点を迎えているようで、流星群の出現を待つ間も、彼女は数歩歩いては立ち止まり、体を二つ折りにするようにしてお腹を抱え込んでいた。周囲の目を気にしながらも、恥ずかしそうに内股を擦り合わせる彼女の仕草は、強烈な背徳感を誘った。見てはいけないと思いつつも、彼女が波が来るたびに顔を赤くし、薄い唇を開けて「はぁ……はぁ……」と荒い息を吐く様子から目が離せなかった。私の心臓はバクバクと激しく脈打ち、喉が乾いて仕方がなかった。

尿意の第三波が彼女を襲った。彼女はついにドームの壁に寄りかかるようにしてうずくまり、両手で股間を強く押さえて小さく震えながら「もう無理……」と涙をこぼしていた。

周囲の友人に支えられながら、彼女はほとんど歩けないような内股のまま、観測室のバックヤードへと運ばれていった。今でも冷たい星空を見上げるたび、あの時の彼女の限界の表情と、山頂に漂っていた切迫した空気感を思い出して興奮が蘇る。

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掲載されている話は、読者投稿・創作をもとにした読み物(フィクション)です。実在の人物・団体・場所とは一切関係ありません。

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