新体力テストの測定待ち
5月の心地よい五月晴れの日の午後1時、学校のグラウンドでのことだ。私は新体力テストの50メートル走の測定のため、グラウンドの片隅で自分の順番を待っていた。 最初の異変は、列に並び始めてから10分ほど経った頃の、下腹部をきゅっと絞られるような…
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大学・専門学校など、学び舎で起きたエピソード。合宿・サークル・研究室。
全432話
5月の心地よい五月晴れの日の午後1時、学校のグラウンドでのことだ。私は新体力テストの50メートル走の測定のため、グラウンドの片隅で自分の順番を待っていた。 最初の異変は、列に並び始めてから10分ほど経った頃の、下腹部をきゅっと絞られるような…
凍てつくような1月の午後4時過ぎ、期末テスト前の静まり返った高校の図書室でのことだ。外は雪がちらついており、図書室の古いヒーターが低く唸りを上げている。私は世界史の参考書をめくりながら、終わらない復習に追われていた。しんとした室内には、時折…
初夏の午後2時、全校生徒が体育館に集められた学年集会でのことだ。私は冷たい板張りの床に体育座りをしながら、長々と続く先生の話をやり過ごしていた。 最初の異変は、集会が始まってすぐに感じた下腹部をつんとするような軽い尿意だった。 「集会が終わ…
冬の放課後、午後5時前の静まり返った図書室でのことだ。私は明日のテストに向けて、窓際の自習スペースで一人黙々と参考書に向き合っていた。 最初の異変は、急に冷え込んできた窓際からの冷気によってもたらされた、下腹部へのつんとするような尿意だった…
真夏の太陽が照りつける8月の午後4時、私は大学受験のための予備校の夏期講習で行われた、3時間に及ぶ連続模擬試験の最中にいた。冷房が効きすぎた静まり返った教室には、鉛筆の走る音と問題用紙をめくる音だけが反響していた。 最初の異変は、英語の試験…
肌寒さが残る3月の朝9時50分過ぎ、高校の冷え切った体育館で行われていた卒業証書授与式でのことだ。館内の気温は約10度しかなく、全校生徒や保護者がパイプ椅子に整列して静まり返っていた。朝の寒さに耐えるために登校前に冷たい水を一気に飲み干した…
極寒の十二月の第二土曜日、午後五時すぎの有名予備校の自習室でのことだ。センター試験を目前に控え、室内は異常なほどの静寂とピリピリとした緊張感に包まれていた。私は難関大対策の英語の長文読解と格闘していたが、自習室に入る前に自販機で買った冷たい…
冷たい雨が降る11月の土曜日の午前9時、大学の試験教室でのことだ。私は推薦入試の監督補助アルバイトとして、教室の後方に立って受験生の様子を見守っていた。 静まり返った教室の中に、シャーペンの芯が紙を擦る音だけが響いていた。 ……その時、最前…
雨が降り続く4月の午後5時前、大学のサークル棟の部室でのことだ。私は新入生歓迎イベントの準備のため、誰もいない部室で看板のペイント作業を行っていた。 最初の異変は、絵の具を混ぜ合わせ始めた直後の、お腹の底をギューッと雑巾のように絞られるよう…
前回の投稿に温かいコメントをくださった方、ありがとうございました。勇気が出たのでもう一つ書きます。大学祭でゼミの模擬店(焼きそば)を出した時の話です。私は当時22歳、4年生になってようやく後輩もできた頃でした。シフトの手違いで、私ともう一人…
5月の放課後、午後4時半を過ぎて薄暗くなった廊下でのことだ。私は担任との進路面談の順番を待つため、廊下に置かれた丸椅子に一人で腰掛けていた。 最初の異変は、待機し始めてから15分ほど経った頃の、下腹部を締め付けるような突然の便意だった。 「…
大学のテニサーで幹事やってたんですよ。夏合宿は毎年山中湖で、これは自分が2年の時の、当時22だった4年の女の先輩の話です。朝練の前にみんなで林道をランニングするんですけど、その日、先輩が集団のけっこう後ろの方で、明らかにペースおかしかったん…
あれは私がまだ十六歳の冬、忘れもしない十二月の刺すような寒さの土曜日の朝だった。大好きなアイドルグループの限定コラボカフェの整理券を求めて、私は始発の電車に乗って都心の路地裏へとやってきた。朝の六時半、気温はわずか三度。ビルの谷間から吹き抜…
凍てつくような一月の第二火曜日、午前九時すぎの私立高校の体育館でのことだ。三学期の始業式が行われており、冷え切った体育館の中には校長の長い訓話の声だけが厳かに響いていた。私は生徒会の役員としてステージの脇に立っていたが、前方で整列していたク…
8月11日、晴れのち夜半からガス。北アルプスでのサークル夏合宿にOBとして同行した時の記録である。テン場着15:40、夕食のジフィーズ18:00、就寝20:30。事件は23:10に起きた。いつもと違う夜の出来事。 小用に起きた自分は、ヘッデ…
12月半ばの凍てつく金曜日、午前10時すぎの高校の第2講義室でのことだ。外は朝から冷たい霙が激しく降っており、窓際の席は隙間風が容赦なく吹き抜けて足元が底冷えしていた。暖房の効きが非常に弱く、室内は凍えるような寒さと期末テスト独特の静寂な緊…
秋晴れの穏やかな10月の午後3時、大学の美術室でのことだ。私は実技科目の石膏デッサン講義に出席し、キャンバスに向かって必精に鉛筆を動かしていた。 静まり返った美術室には、鉛筆が紙を擦る音だけがシャカシャカと響いていた。 最初の異変は、講義が…
4月の心地よい春の日の午後3時、高校の体育館での新入生歓迎会でのことだ。私は部活紹介の順番を待つため、薄暗いステージ裏のパイプ椅子に座っていた。 最初の異変は、席に座り始めてから10分ほど経った頃の、下腹部をきゅっと絞られるような軽い尿意だ…
12月の木曜日、午後4時半を過ぎて薄暗くなった高校の廊下でのことだ。私は自分の三者面談の順番を待つため、廊下の長椅子に座っていた。 ……その時、私の二つ隣の席に座っていた女子生徒が目に入った。 年齢は17歳、高校2年生。リボンをきっちりと結…
1月の凍えるような冬 of 朝、午前7時過ぎの学校のテニスコートでのことだ。私はテニス部の朝練に参加し、冷たいラケットを握りしめてボールを追いかけていた。 最初の異変は、コートに出た直後の、下腹部をつんとするような冷たい尿意だった。 「練習…
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